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木の下 相合い傘
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作詞 HaRy |
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一人で座っている 校舎の裏の木の下
もうすっかり葉はなくなってしまった
それでも他の誰よりも愛着が湧くんだ
ここで英単語一つでも多く覚えるんだ
雨が降ってきた 寒いな 冬だしな
濡れる僕と単語帳を包んだ小さな傘
ありがとうって言えなかった
されたことなかったから
半分ずつ濡れる君と僕 相合い傘
素直になれない僕には似合わない
隣に座っていい? 何を読んでいるの?
優しい声が冷えた僕を暖めていくんだ
木ではなくて人間に惹かれていくんだ
頭には入らないが単語帳を見てるんだ
雨が止んできた 小粒の雨 薄い雲
もう少しこのままでいたい小さな傘の中
ありがとうって言いたかった
こんな想いは初めてだから
途切れる雲 閉じる傘 二人木の下
バイバイって言葉が胸に響いた
ありがとうって言った
伝えたい想いを全てつめて
木の隙間から 光が差した 君は笑った
バイバイってもう一度言って去っていった
バイバイって言った
伝えたい想いを全てつめて 校舎裏の木の下に
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