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Going Up
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作詞 HaRy |
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ぬかるんだ昨日が足を引っ張って
巡りあう今日に素直になれない
履きなれたスニーカーを捨てきれないまま
空も飛べるとわがままを言う
狭まった未来を広げようと
現実を離れた空論を広げて
誰よりも高く 見えない翼で
飛んでいけると信じていた
見えない翼は 待ってるだけでは
現れなくて 今頃気づいた 自分を責める
泣きたくて心にとげを刺してみた
痛みより先に怒りが広がる
曖昧な理想論を奥で見つけたけど
手だてないからそのままにした
言い訳で汚した旅路では
咲くはずの花さえ 咲かずに枯らした
冬よりも暑く 夏よりも寒い
だるい思いを翳していた
惰性の心に 宿っていたのは
情熱じゃなく 甘えで固めた かさぶただった
呑まれそうなセピア お酒に頼った
過去にすがれば 否定は避けれる
そんなんじゃだめだ 理性が叱って
今を見つめて リアルを感じる
易しくはない 怖さもある でも―
誰よりも高く 見えない翼で
飛んでいけると信じていた
見えない翼は 現れないから
自分の足で 歩いて登ろう
真偽で渦巻く 螺旋の先には
暗闇のまま続いていく
遠くに小さな窓が見えるなら
空が覗いて 光が差し込み ほら 足元照らす
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