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落書き世界
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作詞 genjitsu |
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この通りを抜けた角の
レンガ造りの屋敷の壁に
広がってるぐちゃぐちゃの落書き世界
ちょっと汚なめの夢抱えて
そっと瞳閉じてまどろんだ
握りしめた手のひらの中には冷たい紙切れ
この思いが消えないうちに
君のポストに届けたいよ
通りを走ってく二人分の心
味気なく拙いけど 少し甘い文字たち
まるであの落書きのように 人恋しい
思えばあの通った公園も
きっかけのボロいアパートも
いつの間にか薄汚れてる 自分たちと共に
伸びきったあくびで
開かれた新しい世界が
僕らを乗せては 幼い夢を見せる
そんなの子供じみてる からかう一人二役
ふと我に帰った瞬間 振り落とされる
この思いが消えないうちに
君のポストに届けたいよ
通りを色づける 二人分の心
坂を下るのより上る方が楽なのさ
まるであの落書きのように 反抗的
そして人恋しい
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