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Blue
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作詞 genjitsu |
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蒼い空気に涙を流しても
それは虚しいくらい溶け込んで
君にさえも無理やり溶け込んでゆく
ねぇどこに向かおうとしているの?
離れ行く君は無口
何かに引きずり込まれてゆく
自分の体がまるで自分のじゃないくらい不自由で
遠く深く浮くこともなく沈んでゆく
悲しみをアブクに変えて
遠ざかる君の瞳にも確かに
「愛」と呼べるものがあったけど
深海魚が食いつくしてしまった
どうせ息絶えてしまうのならば
僕も続けばよかった
彼方に見えていた光も
ブルーに染まって吐息で消えてゆくくらい惨めで
もろく儚く壊れてく淀んでゆく
行き先など知るはずもなく
暗い中にひとつ浮かんだ君の輪郭
なぞる度浮き彫りになってゆく
でも動きもせず
何かに引きずり込まれてゆく
ブルーの視界がまるで生きているように鮮やかで
遠く深く浮くこともなく沈んでゆく
すべての記憶がはじけ散っても
君のパーツを右手に握りしめて今日も沈んでゆく
遠く深く浮くこともなく
蒼く儚い海の底へ
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