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雑踏と梟
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作詞 変能 |
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ビルの谷間と 夕闇に紛れ
雑踏がスクランブル 右へ左へ
目指すところが あるのかないのか それすら闇の中へ
あの「城」の向こうは 何があるのか
考えたこともないさ 違う街だもん
「この街は不思議だ」と 大きなカメラが唄ってた
立ち止まる僕を 嘲笑うかのように
電線にとまって 鳴いた梟
ビルの谷間に すっかり日は落ち
雑踏もそろそろ 家へホテルへ
残った疎らな人混みは あてもなく彷徨う
あの「塔」の中には 誰が居るのか
考えたこともないさ 貴族が居るのだろう
「早く帰りなさい」と青いオッサンが威張ってた
帰ろうとする僕を 見送るかのように
姿すら見せずに 鳴いた梟
この街に居たら 昼か夜か解らないよ
東と西がごっちゃになるよ
バカ●ンみたいにさ
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