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写真立ての中の笑顔
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作詞 Aくん |
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日は東から昇り西へ沈み
その繰り返しの日常
一人部屋に帰ってきて
テレビのスイッチを入れる
どうしようもなく寒い季節
ストーブの前で
コーヒーを一人飲みながら
思い出しているよ
遠くで離れて暮らしている
君の横顔を思い出して
パラパラ雪が降る空を
窓からのぞいていた
故郷に一人置いてきた
君の笑顔 泣き顔を思い出し
写真立ての中たたずむ僕の姿が
情けなくて
一緒に連れてきたかった
君とその思い出
あなたこんな僕を
待ってくれていますか
車を今持っていないから
定期券と飯代持って
ずっと下働きをしている僕
何がしたいんだろう
信号待ちの最中に
仲良く手を繋いで笑って
買い物袋ぶら下げた
カップルがまぶしくて
帰るなり涙が止まらなくて
あなたしかもう映らないのに
どうして僕は大好きな人の姿が
怖いのだろうか
本当は言いたかった
今は無理だけど
あなたこんな僕を
待ってくれていますか
今はもうはっきり言うよ
君が本当に本当に
僕を待っているなら
ちゃんと伝えるからね
だから待っていてほしい
もう少しの辛抱だから
笑って会おう 涙はいらない
なんなら抱き締めようか
僕はいつもいつも傍にいる
君の笑顔 崩さずにいたいから
写真立ての中だけの笑顔はいらない
寂しいから
二人で生きていこうよ
君と永遠(とわ)に共に
あなたこんな僕を
愛してくれますか
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