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ありがとう
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作詞 FELLOW |
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「君の好きな言葉は何ですか」
何気なく言った質問に
君は 真剣な目をして
「助けて」と言った
「だってそう言えば、誰かれ 振り向いてくれる
普段は僕になんか 振り向きもしないくせに・・・」
優しくなりきれない あたしは
抱きしめてあげることさえ できなくて
かける言葉も思いつかず
ただ ただ 呆然と 立ち尽くしていた
「諦めた気持じゃ世の中はいつも
ゆがんで見えてしまうよ」
君のこと 何も知らなければ
そう言っていただろう
いつも財布に入れてる 家族写真 自慢げに見せては
遠い昔に聞いたことと 悲しく繰り返す
「今でも好きだけど 覚えていない
逢いたい でも 逢えない」そう言って
ちいさな体を震わせて
あたしに 抱きつき 泣き続けていた
背中にまわした腕に 感じた背中のぬくもり
あたしの方が冷たいかもしれない…
強くなりきれない あたしは
言葉を探しても 君の前じゃ
全てうそになる気がして
傷つくのも 傷つけるのも
怖くて 逃げていた…
そんな自分悔しくて
君のこと もっと 抱きしめたら
「ありがとう」って言ってくれたね
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