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十七歳の拳銃
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作詞 FELLOW |
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君は知ってるかい この墓標の名前を
かつて君に焦がれた ひとりの男を
伝わらない愛が あてどなくさまよう
ギターを片手に ネックごとぶっ壊した
君に書いたままで 歌ってないラブソング
やぶりすてたのに どうして覚えてるの
すべてを奪い去った あの夜が僕を壊した
力なく倒れこんだ 冷たい鉛色の目で
痛みから逃れるよりも 閉じこもってばかり
優しい想い出のララバイ でも 眠れないよ
二つの背中 雨に打たれながら 呆然と眺めていた
届かない叫び声 むせび泣きに変わった
脱ぎさらしの慕情 すぐに着てしまう
寒すぎるよ 外は 冷たい心が叫ぶよ
僕には気づいてたくせに 振り向きもしないで
僕の知らない肩を抱いた なのに嫌いになれなくて
すべてを奪い去った あの夜が僕を壊した
憎むこともできぬなら 消えてしまいたい
雨がやむ夜明け前 鈍い音が走る 抜け殻になった僕を 見て君は何を思う
すべてを奪い去った あの夜が僕を壊した
力なく倒れこんだ 冷たい鉛色の目で
冷たい鉛色の体で
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