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モグラの詩
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作詞 FELLOW |
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ミミズのアパートの隣 アナグマの家の下
僕は人知れず暮らしていたよ
冷たくて真っ暗な地下の世界
くもった地上へ通じる窓 久しぶりに拭いてみた
その瞬間僕は恋をしたんだ
綺麗で大きな君のその姿に
いっそ君のほうから 窓をこすってくれないか?
寒い部屋の中でそうするように
君の吐息で この心溶かしてほしい
ああ・・・ 君の愛がほしいよ
ああ・・・ 君に触れていたいよ
今まで誰かをこんなに求めたことなんてない
ああ・・・ 君を守りたいよ
ああ・・・ 君のそばにいたいよ
君が僕を変えてしまったんだ
地面の下深くまで 光を避けていたモグラ
でもなぜか太陽のような花に
恋をしてしまっているよう
花は太陽のほうを向いて 僕に気づかない
この胸が激しく痛み出して
それをいつか愛と知るのさ
もしも君のほうから ドアをたたいてくれたら
想像だけして部屋を片付ける
君をいつでも 僕は受け入れられるよ
ああ・・・ 君の写真がほしいよ
ああ・・・ 君を見つめていたいよ
今まで誰かをこんなに求めたことなんてない
ああ・・・ 君を守るためなら
ああ・・・ 深い地下を出て行こう
君が僕を変えてしまったんだ
地上に出たモグラ
慣れない光の世界で
君を見つめて 手を伸ばして
僕は鳥にさらわれたんだ
ああ ああ ああ 君にせめて
さよならと言いたかった
ああ ああ ああ 君が人生を
狂わしてしまったんだ
でも 後悔なんてしてないよ
君は僕に愛を教えてくれたから
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