|
|
|
夏の影
|
作詞 FELLOW |
|
入道雲を引きのばした 冷たい風が
あたしだけの胸に 突き刺さる
まだ夢の中にいたいと叫ぶ声が
痛みを心に縫いつける
夏の影を追いかければ
もういないはずの君が見える
誰もいない浜辺ではしゃぐのは
波しぶきだけ
ときの
過ぎるはやさに ついていけない
季節はめぐると言うけれど
君がそばにいた あの夏はもう
二度とは帰らない
前置きもなしに降る 夕立が
あたしの胸の中 かき乱す
瞳がうつろにゆがむのは
運命さえ恨んでいるから
夏の影を追いかければ
夢の中で触れえぬ君に逢う
気がつけばそこにいたのは
自分ひとりだけ
さだめを
受け止めることさえ ままならない
傷つきすぎたこの心
君との想い出は 枷になりはてて
二度とは戻らない
夏の影を追いかければ
もういるはずのない君が見える
愛の必要性も疑ってしまう
前をむいて歩けないから
ときの
過ぎるはやさに ついていけない
季節はめぐると言うけれど
君がそばにいた あの夏はもう
二度とは帰らない
|
|
|