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野球少年
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作詞 FELLOW |
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放課後のグランドで 終わりのないトラックを
一心不乱にただ かけめぐっていた
大人と子供の間の 少年の焦燥感
バットにこめてただ 打ちっ放していた
夏が近づいていく 勝手に約束したホームラン
君が好きだから 胸の鼓動はもう何のせいなのやら
甲子園の予選で 栄光への切符を
つかみ取った喜び 分かち合った
でもそれは俺にとって 約束への入り口
不安が頭の中を支配していた
夏が近づいていく
バッターボックスに立ち 深呼吸する
耳をすましながら
ボールめがけ バットを振りかざして
駆けめぐる少年の月日は ただまっすぐな 地面についた焦げ跡
夏がやってきた
バッターボックスに立ち 深呼吸する
鳴り響くサイレンの音
君の声が俺に勇気くれた
一投目、バットをかすり
二投目、下に入る
三投目、ボールで 最後のチャンスが来る
投げられたボールに向け バットを当て
空高く舞い上がり 外野のミットの中へ・・・
駆けめぐる少年の月日は ただまっすぐな 地面についた焦げ跡
帰り 俺は恥ずかしくて・・・
一緒に帰るのもイヤだった
苦し紛れに言った「ごめんね」
「気にしないで」と言って 手をつないでくれた
なぜだか俺は涙を こらえることができなかった
駆けめぐる少年の月日は ただまっすぐな 地面についた焦げ跡
駆けめぐる少年の月日は ただまっすぐな 地面についた焦げ跡
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