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2つの影
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作詞 s.o |
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公園の片隅 寂しげな遊具
崩れかけている 砂場の山は
まるで 僕らそのものだった
何も話すことなく時間は過ぎて
子ども達のいない 午後5時過ぎ
夕焼けに染まる 赤い二人
君がいなくなったことが もし
僕のせいだと言うのなら
僕は自分を呪い 恨むだろう
ねえ もう一度抱き締めたいよ
喜びを知り 悲しみを知った
あの日々と変わらぬ 赤い夕焼け
けれど となりの影はもうない
二人過ごした日々は宝物だよ
何もかもが愛しい 思い出よ
夕暮れにひたる 僕は一人
君のすべてを愛せたら そう
黒く並んだ あの影は
今も寄り添い続けていただろう
そっと 眼を閉じ振り返ろう
最後に見上げた空は
涙するほど 綺麗な赤だった
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