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カモメ
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作詞 羽楽音 |
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砂漠を飛ぶカモメ
乾いた足には意味がない
砂まみれの羽根
苦々しい音 噛みしめる
ミズタマリのオアシス
魚はいない
惨めにお腹が空いたまま
遠い日の陽炎 幸せの蜃気楼
乾いた風にのめり込む
焼けた砂
顔をうずめて泣いてた
誰か 僕を拾って
ガラクタは錆びついて
流した血は 顔を汚し固まる
花はサボテンばかり 僕は停まれない
だからまだ飛んでるよ
食べカスの骨が砂に刺さる
散らけたまま
僕じゃあ僕を見れない 僕じゃあ僕に触れない
だから求めた
透明の病気
それからずっと治らない
逆さまの砂時計
もうとっくに 終わってるのに
僕はまだ飛んでる
影すら砂に飲まれてく
ここは砂漠
砂浜じゃないね
海はどこ?
友達はどこ?
ここは砂漠
ただひたすら砂漠
きっとここは砂時計
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