ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票投票 1 件
 コメントを書くコメント 1 件

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

海の記憶
作詞 羽楽音
遠くに流れるのは 時間を映した紫の雲
遠くに流れるのは 太陽を沈める夕刻の川

見上げた星空に 惑星があった
僕は地球の外から 自分を見ていた

あまりにも小さくて
でも 僕は命だ


僕がいる場所は
この世界の水底で
夜の闇が連れてくるのは
原始に思い知った恐怖

怖いくらいに響いてくる
波の音 遠くから

ゆらりと 闇が泳いだ
気泡は揺れながら 昇って見えなくなる

その替わりゆっくりと
マリンスノーが一粒 目の前で 砕けた


僕は探しているんだ
海の記憶に沈んだ 何か大切なもの

二心室二心房の胸を満たすための
愛すること
愛されること
それと あと二つ


遠くに流れるのは おいてきぼりにされた雲
遠くに流れるのは 太陽が沈んだ宵闇の川

体は引きずられ 僕は削れていく
暗いアスファルトに さらに黒く影が映る

あまりにも真っ黒で
でも 僕の命だ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 海の記憶
公開日 2009/01/23
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 生きることは難しい。
僕らは進化をして、その結果、何かを忘れてしまった気がする。

でも、どんな悩みも、苦しみも、淋しさも、
自分自身の「命」なんだと思う。
羽楽音さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ