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Reality
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作詞 柊羽 |
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かじかむ声は貴方を呼ぶから
いつも 容易く枯れていく
抑えた喉を溢れる温さに
いつも この手は狼狽えて
叶わない世界の 其処彼処に潜める影
貴方の笑顔が見えない
焦がれて 壊れて 嘘を重ね合わせて
誰かを 妬んで 夢だけが冴えていく
足りない窓は光を切るから
いつも 隠すしか出来ない
緩んだ布に射し込む強さに
いつも この眼は悦んで
叶わない世界が 其処彼処で産み出す膿
貴方の素顔が見えない
絡めて 逸らして 胸を抑え続けて
何かに 縋って 夢だけが肥えていく
夜を責めるわけじゃなくて
傍に居たなら 何かが変わったなど
そんな戯言は言わない
きっと 何をしたって同じ
焦がれて 壊れて 嘘を重ね合わせて
誰かを 妬んでも 夢だけじゃ生きられない
揺らいで 確かめて 耳を塞ぎたいのに
響いて 震えて 現実を逆撫でる
決して叶わないのに
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