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追憶Jenga
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| 作詞 なるなる |
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※その心ごと僕に積み重ねて泣いてくれ
ねぇ言って ねぇ教えて 全部さらけ出してよ
君のため？誰のため？そう僕のため…
例えば誰にだって辛い別れが訪れるだろ
「あいつが死んだ」って途方に暮れた日も
感情付きで生まれた人類の理(コトワリ)
記憶は褪せず 感情だけが色褪せていく
そう薄っぺらい自分が大嫌いなんだよ
あの時の別れを言い表せられなくなった今日
僕は身体に 他人の血を重ねて 涙を流すんだ
気付いたら空洞のまま やがて固まって
音をたてながら 剥がれ落ちていった
※その心ごと僕に積み重ねて泣いてくれ
ねぇ言って ねぇ教えて 全部さらけ出してよ
君のため？誰のため？そう僕のためなのに
それなのに 疑うこともないままそれを
「優しさ」と名付けた君が何より羨ましかった
遥か空まで積み上げた 哀しみの追憶
薄っぺらい心を隠すため創られたオブジェ
不安定に揺らぐ 穴だらけの心にまた一つ
見知らぬジェンガを積み上げて泣く
今にも壊れそうな僕は他人依存症
嗚呼ああああああああああッッ…!!!!!
拭われない過去の悲しみすら忘れてしまいそうな
なんか空っぽで 積み上げた虚像も この手で壊すんだ
気付いたら血だらけのまま 僕は笑っていて
固まらない傷を 君に突き付けて泣いた
※誰かの心ごと僕は背負うことで自分の命を
無理矢理に受け入れて 今まで生きていた
虚しくて 虚しくて ただひたすら求め続け
僕のため 君を心ごと重ねるこの姿は
「愛して」と飢えるだけ 誰よりも醜い崩れかけのジェンガ
なのに…それなのに…
※その心ごと僕に積み重ねて泣いてくれて
ねぇどうして 「一緒に崩れても良い」なんて言えるの？
求めてばかりで生きる こんな僕なんかのために
涙流して 疑うこともなくありのままを
「優しい」と受け入れた君を誰より愛したかった
「そんな君が誰よりも優しいんだよ」
そう一言呟いて僕は笑った
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