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Raindrop
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作詞 なるなる |
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雨の匂いが漂う
傘に弾かれて散るそのさま
うつむく君の手が冷たくて
握り温めて 僕は肩を濡らす
ah...分かっていた 君の涙の理由も
温もり伝わるのに もう触れられない距離にある心
「大好きなんだよ」 伝えたい本音も
「さよなら」と 言いだせない君のために
想い噛み潰して 結んでいたはずの心も
僕の左手が溶かしていく
雨の匂いが漂う
傘に弾かれて奏でる音
時間だけ変わらず刻んで
記憶は褪せず わざと雨に濡れる
ah...やむことのない 心の雨の理由
洗い流すように 雨を重ねてずっと言い聞かせる
分からないんだよ あの日出した答えが
心から 君を愛した理由になるのか
嘘を付けないんだよ 閉じ込めた思い出が
僕の心を壊していく
雨の匂い 街の景色 かじかむほどの寒さ
覚えている 何一つ 変わることなくあの日と同じ
すすり泣く声 君の泣き顔 握った手の冷たさ
今も感じる 何一つ 此処にないのにあの日と同じ
「大好きなんだよ」 嘘ばかり重ねる僕は
そうやって 空っぽの愛情をばらまく
どうしてなんだよ 溶かし閉じ込めた本音が
あの日の雨を 忘れさせてくれない
分かってるんだよ 君以上の人はいない
それなのに 繰り返し罪を重ねる
どうしてなんだよ 脱け殻だけ残した心が
涙の訳を 僕に突き付ける
雨の匂いが漂う…
傘に弾かれて散るそのさま…
時間だけ変わらず刻んで…
想いは褪せず 繰り返す雨の日…
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