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『今を亡きにし君へ贈る歌』
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作詞 なるなる |
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痛み響く君の心に 何も罪はなかった
他人(ヒト)の傷を背負うには 小さすぎた身体
それでも傷つく身体は 優しさそのものでした
そのまま壊れてく心に 気付けなかったんだ
『生きたくても生きれない人がいる』
そんな言葉で誰を 救うことができるだろう
繋いだ手は引きずり出すためのもんじゃない
痛み響き合う絆 背負い生きてく力
そうやって救われたはずなのに
君はもう居ない
言葉にするには重いだろうから
永遠に心にしまっておいて 誰にも言わないように
いつまでも空から見守っていて
この命尽きるまで
痛み背負う僕の心は 何度朽ちただろう
自己犠牲を繰り返す 懲りない偽善者よ
気付けなかったことの罪を いつまで背負う気だ
命絶つことの無力さなんかは
君が一番知ってた 気付かせてくれたのに
流した血は生きてくためと気付いたのに
枯れて濁る瞳 背負い生きてく苦しさ
感情も失ったはずなのに
涙が止まらない
雲の向こう側にある世界で
ずっとずっと待ってくれますか 抱きしめていてくれますか
いつまでも空から見守っていて
この命尽きるまで
本当のことを言うと
もう限界なわけで。
誰か愛されたいわけで。
非常識だろうが何だろうが
抱き締めてほしいわけで。
都合良い話だけど
いつまでも いつまでも
見守っていてください。
必ずもう一度会えるよって
必ずまた迎えに行くよって
誓うよ 今を亡きにし君へ贈る歌
言葉にするには重いだろうから
永遠に心にしまっておいて 誰にも言わないように
雲の向こう側にある世界で
ずっとずっと待ってくれますか 抱きしめていてくれますか
いつまでも空から見守っていて
この命尽きるまで
この命尽きるまで…。
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