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宵の月
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作詞 FU-TO |
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週末の月は この街の上に浮かんだ
会話の無いこの街と 文字だけの塔の上
週末の月は 高くて 小さく見えてた
街灯と僕の手には 届きそうになかった
家路に着いたら お酒にほろ酔いして
汗も傷も忘れたいんだ 眼を逸らしたい
今くらい好きに喋っていいだろう
利益を求めてたら 直ぐに頭が埋まる
どのくらい 苦味噛めば終わるだろう
僕の話を聞いて 頷いてくれるといい
人は好きには生きれないことは
昔から分かっていた 知りたくない事を捨て置けない事も
どれくらい 前から 知ったのだろう
どのくらい 痛みを 覚えただろう
今くらい好きに笑っていいだろう
明日からまた素直に 向き合って見せるから
誰ぐらい 懸命 なればいいだろう
僕のため息 吸って 知らない所で捨ててくれ
まだ まだ 足りない物がある
何かは いつかは 分かる日が来るはず
もう 今 朝が来てしまうから
いつかに この月が高くなる日まで
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