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悲痛
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作詞 FU-TO |
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太陽の見えない輪郭を
微かになぞりながら
一人の教室で淡く そっと
宙を見つめて放つ 言葉
「どうして生きているの」
死にたい訳じゃない けど
誰かといても 誰と話しても
実感がもらえない
誰か私のこの悲痛の叫びを
考えてくれるのなら
消えそうな愛を受け取って
私と薄らぐ雲のはし
似ている二つのもの
「どこに生きる意味が?」
見えない訳じゃない けど
誰かに怒り 誰と笑っても
感触がない確か
誰か私が感じる苦しみだけ
感じてくれるのだったら
溶けそうな哀を受け取って
どこかに私はいる
それと同じように……
誰か私のこの悲痛の叫びを
考えてくれるのなら
消えそうな愛を受け取って
感じてくれるのだったら
今だけ抱きしめて……
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