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CAT WALK
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作詞 FU-TO |
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信号が人を止めたり
優柔不断を差し込んだり
お構いなしに僕と風は行く
珈琲や花の匂いが
秋めく通りをめかしつけている
この街の何処かに君は居るはず
さがしたほうには
ひどく烏の群れ
浸かったそのまま
流れが速くなっている
渋滞が人をならべて
悠々自適を決め込んだり
知らぬ振りして僕と風は行く
煙草や革の匂いが
冬めく情理を仄めかしている
この街に今頃君はいるかな
もとめたふうにも
だれか転んでくれる
それでも意のまま
泳ぐのは無理なようだ
あてにならない
その冷たさの向かうところ
足跡もない、なびく髪の色もない
もう身体を飛ばしてくれたら
ドラマに仕立てて
綺麗に迎えるのに
あるいたほうには
とても眼を向けられない
刺さったそのまま
冷たく汚している
みつめたほうから
君が来てくれたらいい
それでもこのまま
僕と風は生きる
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