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遺言
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| 作詞 FU-TO |
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霧の立つ朝
揺らぐ前に離れる
拙い私の文字と
少しのお金がある
さざめく人や虫の音が
聞こえている
貴方は 何時頃其れを
手に入れ 気付くでしょうか
赤いだけの爪を
愛でたりなんてしないでね
季節は頃の良い
秋が直 其処まで
私と 色づく葉っぱ
どちらが 赤いのでしょう
綺麗なだけの浮世絵
貴方が溺れちゃったなら
薄くなる意識と何時かの匂い
間違い探しをすれど虚しいだけ
あの日の言葉を摩り替えようと
私が望んだ此の道 近づいて
目を凝らす事
足を動かす事と
貴方が嫌いなもの
私は食べられないけど
鳥渡眩暈がするだけで
他に問題は何もありません
謝らないで居て欲しいのは
私が貴方を尊んでるだけの話
心の内は何も解ってない
貴方のも 私のも
明確になる自身の飢えと走馬灯
私に全てが足らないだけの話
心の内は貴方だけでした
解って下さい 最後の時まで
遠のいて さようなら
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