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作詞 0A0 |
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誰かの手によって
時間をかけて創られてきた
大きな大きな一枚のパズルは
あと一つで 一枚の絵になる
足元に落っこちた小さな僕は
長い時間の中で欠けて
たった一つが埋まらない
放り出された不良品
新しいものを用意しなくちゃと
打ち捨てられて 歪んだまま
この手足を切って
形になるならそれでもいいのに
ずっとずっと望んでいた場所は
欠けてる僕じゃ埋められない
嘆いてる間に代わりの誰かを
かちりとはめこむ音がする
たった一つの居場所だった
放り出された不用品
古いものから捨てられてしまうと
必死で逃げる ごみ箱から
そんな僕を拾いあげる
小さな手に背を撫でられて
優しく カラフルな絵の中へ
無作為に貼りつけられた場所は
歪な僕にぴったりだった
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