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幼き君へ。
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作詞 美咲 |
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手を引いて歩いた桜並木 笑顔で見上げるその姿
可愛くて仕方が無かった 何度でも連れてきてやろうと思った
その手のひらはとても小さくて
離さないようにと 強く握りしめていた
たとえば僕が君に詩を聴かせてやれるなら
そうだね たとえば 思い出すと 微笑みが零れるような詩がいいね
でもそんな詩を 僕は君に歌ってやれないから
せめてその詩に代わるような 想い出を作ろうか
いつか君は大人になって 僕の方が手を引かれるのかな
なんてこと君に言ったら 君はきっと笑うだろう
2冊目のアルバム 最後のページは
君が僕の知らない人と 笑ってる写真だと いいね
たとえば僕が君に詩を聴かせてやれるなら
そうだね たとえば 思い出すと 微笑みが零れるような詩がいいね
でもそんな詩を 僕は君に歌ってやれないから
せめてその詩に代わるような 想い出を作ろうか
君が新しい道を開くとき 僕に振り返り
「ありがとう」と笑ってくれたら
僕は「どういたしまして」と笑い返す
自信はあまり 無いけれど
それでも僕は 君が僕を必要としてくれる限り
何処へでも行こう 手を引いて 大丈夫 離したりなんかしないから
でもそんな詩を 僕は君に歌ってやれないから
せめてその詩に代わるような 想い出を作ろうか
せめてその詩に代わるような 愛を君に捧げられるように
それがきっと僕の 一生分の使命だというように。
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