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形の無い鳥
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作詞 非我 |
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世界が朽ち果て消え行くまで
鳥は息まで無いものとして
形が崩壊して行くまで
鳥はおのれを殺している
世界が終る数時間前
崇高な光景を否定し
おのれの存在をぐらつかせ
そうしても飛べない鳥がいた
その果てに何があるのだろうか
新しい命が生まれたのか
鳥はおのれを無くしてまで 月を見つめて潜む
重なる記憶は過去なのか それさえ分かっていない
総てが滅び去った後には
何が残ったのか知らないが
それでも鳥は殺し続ける
おのれの存在を肯定し
その果てに何があるのだろうか
新しい命が生まれたのか
鳥はおのれを無くしてまで 月を見つめて潜む
重なる記憶は過去なのか それさえ分かっていない
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