|
|
|
記憶の花
|
作詞 透明 |
|
背中に翼は生えていないくて
でも僕らは飛び立たった
不安と笑顔と少しの気楽
つかの間の休みを飛び越えて
ばたばた慣れない制服着てる
もうそんな年なんだね、なんて
自分での実感はなさすぎて
でも確かに時は存在していたよ
桜って見送ってくれないね?
散ってる桜を僕等にたとえた
別れにたとえているなんて
とても桜に失礼だけれど
ふみつぶされていつしか消える
自分の過去に似ていたんだ
いまさらつかもうとは思わない
小さな花びらの数だけ
たくさんの花がつく木は
たくさんの花が散る
少しの花がつく木は
少しの花が散る
だからそれを
できるだけ踏み潰さないように
来年も同じように花が咲くように
ただ僕は日々を歩いていく
自転車登校 誰かの声
見覚えのある風景 にごったピンク
今はもう思い出す事はない
|
|
|