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cherry
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作詞 モロ、 |
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今年も咲いた桃色だけは
変わらず私を迎えてくれるようで
暖かな日差しに包まれた思い出に
今は新築のコンクリートの匂いがした
君と走った校庭や 笑い合った教室(クラス)は
今も色鮮やかで 眩しくて
そんなひと時の幻は 今は遠い記憶の断片(カケラ)
何だか胸が詰まるようで 少し涙も出た
今年も振る桃色だけは
変わらず私を見ていてくれたようで
そよぐ枝に指を絡ませば 違う春の匂いがした
時は止まらず流れ続けても 皆で遊んだ遊具(おもちゃ)も
木漏れ日に間切れて 懐かしいのに
新たな色に塗り替えられた
その下に ただ静かに眠っている
今年も咲いた桃色だけは
いつも私を見守るように春風に靡いて
温もりを残したベンチにも 一片
新しい予感と 記憶を残して
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