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苺花火
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作詞 モロ、 |
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種撒かれた時は、いつだっけ?
何でもないただ在りがちな日々
伸びをして ふと見つけた小さな陽だまり
それが君でした なんてロマンチックな出会いでもなく
ある日育ち始めた小さな芽は
勢いましてどんどん伸びてった
君なんか置いてけぼりでズンズンと
知らないうちに実り始めた実は
酸っぱくてちょっと甘い
まだ赤くなりきらない小さな果実
あたしにはちょっと柄じゃないかな?
でもそんな事言ってる余裕すら、なくなってく....
思った以上に大きいね 君の存在感
居ないだけでぽっかり浮かぶ空白は
水とか空気とかお日様とか
他の誰かなんかじゃ埋まらない
ちょっと背の高くて わがままで
天気みたくころころ変わる君の優しさに
赤い実ははじけて飛んでいく 苺花火・・・
実ったばかりの苺は
やっぱり酸っぱくてたまに苦いかものかもね
収穫にはまだ早すぎるんだよ
急かさないで もっと甘くなるまで
精一杯隠してた果実は
君の笑顔に負けて 甘く香り始める
はじける想い 止まらなくなりそう!
あたしの顔のほうがずっとずっと赤いって・・・
甘くて酸っぱくて赤くて 粒もまだらで 弾けそうな
この気持ちは まだ精一杯秘密にするから
気付かない振りして もっと甘くさせて・・・苺花火
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