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From:××××
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作詞 はぁな |
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僕が君の元を離れたのは嫌いになったから
だって飽きたんだもん
食事だってまずかったしね 朝だって1人で起きれない
めんどくさくなったんだ
夜風に吹かれ歩いている方がまだマシだ
僕の名を呼びながら探しまわる君の声を聞きたくなくて
走り出していた とにかくどこか遠くへ…
これでよかったんだと思っていなきゃ
振り返ってしまいそうでどうしようもない
立ち止まって少し息を整えた
いつだって、抱きしめてくれた手は暖かくて
見つめる瞳はやさしくて どうしていいかわからなくなる
君が日に日に弱っていく姿を見ていられなくて
猫の僕にはどうせ何もできない 何もできない
猫はきまぐれな生き物だからいなくなっても大丈夫
だから君がくれたこの名も捨てよう
だってもう誰も僕のこの名を呼びはしないんだから。
本当は大好きで愛おしくてどうしようもなくて苦しくなる
僕をなでてくれる小さな手も 君が僕の名を呼ぶ声も
朝起きれない君にじゃれて起こす日課も
一緒に過ごした毎日も
全部、全部………ダイスキだった
でもペットの僕にはどうにもできない
苦しむ君の手さえにぎってやれない
そんなことは自分が1番わかってるからこそ歯がゆい
弱い僕は逃げ出したんだ 君が目の前からいなくなってしまうその前に
「忘れないでね」そんな残酷なことを
あの日の晩君は僕に言ったんだ
やめてくれよ 冗談じゃない。
もう僕は忘れてしまいたいのに
いつまで僕は君のことを想えばいいんだ?
もう帰ってはこない君のことを。
あれから何人かが手を伸ばしてきたが全てふりきった
どうせまた君もいなくなる どうせまた1人になる
だから誰にも手をのばさない 辛い想いをするのはもう十分。
だから僕は自分の名を捨てた
結局…だから僕はいつまでも君の君だけの飼い猫
愛おしさという想いと1人ぼっちの運命をくれた君に
Dear:愛しのご主人様へ愛をこめて。
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