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世界の見渡せる丘から
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作詞 hand made |
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瞳を閉じて
空を見上げてごらん
何も見えない
そんなことはないはずだよ?
沢山の思い出
例えば君が僕の前で笑ってくれた事
うまくいかない事に流した涙
そんな事がきっと君の瞼には写るんじゃないかな?
重い瞼を擦って
布団から抜け出してみるのも悪くは無いんじゃないかと思うよ
此処を逃げ場にしてみるのも悪くは無いよ
ただお月様は何時までも君を照らしてはくれないから
それだけ 覚悟しておかなくちゃね
掌を広げて
空気をすくいあげてそれを思いっきり飲み込んでみるといいよ
冷たくも暖かくも無い
だけどきっと寂しい気分にもならないからさ
不思議だね
僕らの生きる世界とこの場所じゃ
まるでそこに在るすべてが違うみたい
此処を君の特等席にしてあげる
もしもどうしても辛くなった時にはこの場所に逃げてくるといいよ
誰も君を責めたりはしないから
誰も此処には来れやしないから
だけど 覚悟しておくといいよ
お月様は何時までも君を照らしてはくれないって事を忘れちゃいけない
せっかく此処へ来たのに一人ぼっちだって?
そんな事は無いからさ
こんな時には目を凝らしてよく見てごらん?
お星様だって君を見てるよ
お月様だって笑ってる
それと僕だって君にこうして語り掛けてるんだ
肩を抱き寄せてあげられないのは謝るけど
みんな君の味方だよ
幾つかの夜を此処で過ごして
そしてまた君の居るべき場所に帰っておゆきなさい
だけど勘違いしちゃいけないよ
此処へ来るのは悪いことなんかじゃないんだよ
誰だって此処には逃げてくるんだから
だけど勘違いしちゃいけないよ?
此処は君の安全地帯じゃない
ただの緊急避難場所なんだからね
そうだ
最後に良いこと教えてあげるから
今日はもうおやすみなさい
お月様もお星様ももちろん僕も
ずっと君の周りを廻っているんだ
見えないけれどそこ居るから
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