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終わりの唄
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作詞 車椅子少年 |
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知らない内に奪われていく感情の欠片が
醜い形を成して僕を支配していくのだろうか
消えて無くなる前にもう一度取り返すよ
今 全部を取り戻そうと手を伸ばした先に
醜い感情のそれが絡み付いてくるの
見え隠れする本性が他人(ひと)を遮った
扉の向こうで君が泣いてるよ
独りぼっちの暗い部屋で
ねぇ? 手を引いて遠くまで連れて行ってくれよ
いつかの僕が此処で泣いてるの
僕も一緒に泣いて良いかな
二人で手を繋いで泣いた夜
こんな部屋じゃ昼も夜も関係ないけど
君が少し笑ってくれた
失いかけていた孤独という感情
君を見つけたことで蘇る
暗い部屋に差し込んだ光
眩いそれは君を隅に追い込んだ
その光に怯えていたんだ
光を浴びることがなければ暗さを知ることもない
手招きして僕は言うよ
「僕が居るから大丈夫」って
僕が知らない内に紡ぎ始めていた寂しがりや君の心
醜い感情さえ取り入れて言い聞かせるの
「もう独りじゃないから」って
君に優しく言い聞かせるの
「僕が居るから大丈夫」
「もう独りじゃないから」
僕が君に贈る終わりの唄
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