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仮
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作詞 車椅子少年 |
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分かりきった上辺を優しく撫でる
想像していたよりももっと粘り気のある世界
泥の中をもがくように みんな歩いている
横目で見ているのは 僕以外のその他大勢の姿
なんでそんなに笑って生きていけるの?
感傷に浸って気付く
『ああそうだ、独りじゃないからだ。』
もういっそ全部忘れてしまって
輝いている水みたいな心で居たい
こんな想いなら零にしてしまって
澄み渡った風みたいな心で居たい
辿り着いた先には実は何もなくて
悲しみと怒りと苦しみしかありませんでした
一歩二歩三歩って それでも歩いてる
嘘まみれの中に居て いつか実体さえ失ってしまうのか
空想と妄想の先駆者のつもり
朝の手前で涙が垂れて
「ああそうだ、独りだったんだっけ。」
もういっそ全部忘れてしまって
輝いている水みたいな心で居たい
こんな想いなら零にしてしまって
澄み切った風みたいな心で居たい
消してしまった墓標の跡
殺してしまった感情たち
泣きながら道化師が笑う
それが嫌だって言うなら
この世界を壊して見せて
もういいから思考回路を閉じて
汚れきった水のまま 泥で居たい
こんな想いだから零にしてしまって
周りを傷つけながら歩く自分で居たい
ずっと独りだから
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