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耳捨耳拾〜小さな恋の始まり〜
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作詞 syamu |
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学校帰りに1人寂しく
いや彼女のイヤホンと一緒に
電車に揺られています
横にはイチャイチャカップル
泣きそうになってきました…
彼女いない歴17年の僕への
何かのあてつけでしょうか?
人間に耳がついている
神様がそう決めたとしても
もう耳はいりません
そうだ 誰かにあげようか
耳は何でも聞きます というより聞こえます
聞こえすぎて哀しいです 現在進行形
耳が取り外し可能なら 下水道に流そうかな
電車で背中にぶつかった小さな体
『―ごめんなさい』可愛い声
カバンは下に、地球の引力?
僕は恋に落ちた、キミがもつ引力?
初めて耳があって良かったと思えた
彼女いない暦17年の僕への
神様からのプレゼントだと信じたい
あの子との少しの会話
最後の「ありがとう」の声
耳に残って離れない
やっぱり、誰にも耳はあげない
耳は何でも聞きます というより聞こえます
聞こえすぎて嬉しかった 過去進行形
あの子の声が聞こえたから 僕は耳に感謝しよう
それから電車で探す あの子の姿…
あれから一度も見てない ガックリして吊革に掴まる
周りの雑音が耳につく中
動き出した電車で 微かに―…きこえた
「前に会いましたよね?」
キミの声が―…きこえた
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