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クウ
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作詞 ここ豆 |
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冷めてしまったコーヒーを眺め
君の形をそっと辿った だけどそこに実体はない
漠然とした時間の中で
過去は去るもの 未来は来るもの でも思考だけが渦を溯る
忘れ去ってしまえば この胸は決して痛まないだろう
でもそこにぽっかりと 空いてしまった穴は
もう二度と塞がらない 穴が大きくて 塞ぎきれない
君の手が愛しい 君の目が愛しい
そのぬくもりもカタチも 明確に想い出せるほど
ずっと 君を見ていた
右手が空を切り 心が悲鳴をあげる
一寸先も見えない 暗闇に急降下するように
でも 時が止まったかのように
部屋の中にひとつ ぽつんと浮かび上がる影の形
その横にぽっかりと 空いてしまったスペースに
観葉植物を置いてみた けれど寂しさは 塞ぎきれない
呆れた表情も ハッキリした言葉も
巫山戯過ぎて怒られ 拗ねていたら出してくれたコーヒーも
全部 君だったから
代わりなど要らない 代わりなどなれない
だからこそこんなに 切なくなるほどに愛しい
手が そこに居ない君を探すよ
君は去ってしまった 僕はイマにいるよ
目を瞑っても明日は来る どこにシアワセはあるだろうか
ねぇ ねぇ
君の手が愛しい 君の目が愛しい
そのぬくもりもカタチも 明確に想い出せるほど
ずっと 君を見ていた
右手が空を切り 心が悲鳴あげる
一寸先も見えない 暗闇に急降下するように
でも 時が止まったかのように
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