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優しさや謙虚さ
作詞 灯
−ラッキーナンバーであるこの作に。春、心機一転。心と心を通わせたい人のために。そして助けてください。というメッセージを込めて−
少しの人生を綴ってみました。

私はふと両親に愛されていたのかなと思う事があります。
幼い時から厳しく育てられ、いつも気を遣って。
機嫌により暴力を振るわれたことも。
褒められたことも少なかったかな。
小5ぐらいから、まともに両親と口を
利いたこともなかったです。

お父さんはお母さんと結婚する前、
好きな人がいて、その人の名前は
私と同じらしい。

太りだした頃親なら止めてくれるだろうと
思っていたけれど、わざと太るメニューを
作っていたんじゃないかって不安で。

私はしんどいことがあると
もういいやって、
逃げればいいやって、どこかで
自分の結論通りに物事を進めてきました。
でもいつも踏ん張ろうとした時に、
踏ん張りきれない。
いいわけかな。
力が出ない。
責められて傷つくのが嫌だから、
上目線になってしまうのかも知れません。
傷つきやすい、悩みやすいという
性分から逃げていたのかも知れません。

これまでの対人関係で反対に気持ちを
傷つけてしまった方々、もし良ければ、
ゆっくり関係を修復させて下さい。
お願いします。

私の中に甘えという部分があり、
しつこいようですが両親に甘えられなかった。

中学生になり髪の毛を短く切り、
自信を失くすきっかけになりました。
祖母が家に来てから両親が互いのグチを
私に言ってくる。それが一番ツラかった。
それなのに都合いいと2人一緒になって、頭ごなしに
否定してくる。肯定されるという試しがなかった。

私が両親と接さなくなったのは人としての情が
欠落していたから。
優しさや謙虚さ。それを注意することが情けなかった。

私が男性と付き合わなかったのも男の人にバカにされたくなかったから。
服装の手厳しい口出しや塾に行くことの否定。
私の弱さでもありますが怖くて疑問に思っている事を聞けなかった。

高校の部活も中学時代から決めて入りました。
高3の委員長に立候補したことも内緒でした。
両親の前では手早く決めているようですが
私は何日も考えました。

大学進学も唐突で、本当はもっと勉強したり一人暮らしが
したかったけれど、家が心配で辞めました。
外へ出てみるといろんな衝撃があり、
一人暮らしがしたいという思いは強く、
大学に進学してから夜遅くに帰ってくることが
多くなりました。保護されたこともあり、
家で荒れることもしばしばありました。
見かねた両親は秋から7ヶ月間私を入院させました。
その間妹弟には辛い思いをさせたと思っています。
あの時行かせてもらったのは、お話や少しの甘えがほしかった。
けれど勇気のなさで後々すごくご迷惑をかける形になり、すみませんでした。

そして、自分の中には物心付いた時から、
何かを伝えたいという思いがありました。
それは憧れの世界であったのかもしれませんが、
その思いと折り合いをつけることは難しかった。


こうして両親と話が出来ない自分も嫌です。
家族なんだから解り合いたい。
本当、勇気がない自分も悔しいですが、
両親に伝える術を与えたくない。
けれども知る義務はある。
両親の考えを指摘したい。

何よりも家族の温もりや本当の安心できる居場所。それがほしかったのかな。
たった一言でいいから褒めてほしかったの。


ふり返ってみると、両親を恨む気持ちはありません。ただもっと解り合いたい。
そして、密かに家族愛をご近所さんと争っていました。
けれども、家族の一員ではない私のことを親身になって考えてくださる方々の存在と、
『自分の幸せ。』というものを一番に考えるべきだと導いてくださった方々の思いが悔しくもあり正直嬉しかったです。
私に何が出来るかわかりませんが、偉ぶりたくもなく傷ついても素直さをもっていたいと思いました。
ありがとうございました。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 優しさや謙虚さ
公開日 2009/03/08
ジャンル その他
カテゴリ 家族
コメント 56作目。繫いだ絆は失くしたくないです。ありがとうございました。
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