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シリウス
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作詞 隅っこ |
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綺麗な空想で楽しんだ幼少 駆け回っては振り向いて夜
小さな手で掴もうとした物 それは今も同じことさ
巡る星空吐く息白く 学んだばかりのシリウス探した
大きな星座澄んで見えた あの日の僕はもう居ないだろう
月があんなにも満ちてた だけど僕は見なかったこと
初めてのシリウスが教えてくれた 見落とすとはこういうことだ
狭くなった空と鏡の前の僕 あの時見た星はもう見えない
心が怖くなったりもした もう慣れてしまったあの日は消えた
壊れる空に落とした涙 だけどそれは涙じゃない
無くなった物が戻ることは 多分数パーセントしか無いだろう
鈍く光る明かりが照らしてた 醜い自分を照らしてた
あの日初めてのシリウスは 何千年も前から光ってた
水面に移る満月を見て思った ゆらゆらの光を見て思った
僕はこんな形をしてたのか どうりでいつも半ば止まり
幼い手で掴もうとした物は 今はもう何処にも無いんだよ
僕は僕で君も僕なんだ だからって変わらない
静かな音なんて要らなかった そうやって自分を誤魔化していた
大きくかまえてるシリウスは 何でこんなに美しいのか
夜空の星から読み取れた暗号を今君に贈るよ
何だろう心が懐かしい
綺麗な音色の暗号をシリウスの中で見つけたんだ
記憶の中で見つけたんだ
ほらもうコレで何も怖くない
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