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プリズム スライド
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作詞 隅っこ |
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暗い闇の中で光りだした 追いかけてたら消えてった
一つしか無いけれど 確かに覚えてる
鼓動が鳴り出したとき そのときの記憶は飛んでった
失くしたものは 数え切れない
一つずつ集めてた 風に飲み込まれてった
記憶がつながる前に 全てが手の中に無い
幾千の 時を重ねたのだろう
自分が自分だか解らなくなるまで
奥底に居た もう一人の自分が
スライドに移り存在を知るとき 何かが動き出す
暗い闇がどこまでも続く あのときの光は何だっけ
追いかけていくうちに いつしか戻れなくなった
前が見えない後ろも無い 耳と鼻と皮膚が澄んでった
自分の足音が 異様によく聞こえた
風の去った後など 自分には知るよしも無い
だから生きていてなお いつまでも目覚めはこない
刹那の 時を生きていても
意味が解らなければ 生きてても意味無い
スライドから 読み取れる世界は
どれもが穴だらけだって分かっていてても そこに想いを馳せる
さまざまな角度から見て 自分を見つけ出そうとした
傷だらけのプリズムには 何も写らない
幾千の 時を重ねたのか
分かんなくなって ただ嘆いてた
それでも
刹那に 生きているってことに
目を背けて生きていても 何も解らない
ここに今 目覚めが起きる
暗闇が晴れていく 光は無限にある
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