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Huone
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作詞 鴻李 |
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さあ 両手首に手錠を
此の気持が 逃げて仕舞わぬ様に
さあ 此の時間に足枷を
真直ぐ道を歩める様に
嗚呼 あいしてる あいしてる
記号でしかない言葉に
少し胸を焦がして
少し涙を流して
だのに 時の凪ぐ此の空間(へや)に僕は
置いてきぼりでしょうか
さあ 虚ろな眼を射抜いて
君が望まぬものが映りなどしない様に
さあ 其の銃で頭蓋を貫け
君が僕に片時でも 触れていてくれるなら
嗚呼 差し出そう君望むまま
総べての破壊が 君の目に美しく在れ
我が 残せし純情を
僅か 感じてくれたら
けれど 喪う理由を僕は
何処かに置いて来て仕舞ったの
さあ壊して
君の其の手で
其う遣って隙間を塗潰せば良い
さあ 請わして
君の感情(こころ)を
僕は其れできっと生きて往けよう
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