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逃避行
作詞 鴻李
通り過ぎる視界は ただ美しく
私は耐え切れずに 白い頬を血塗る


許せないと言って その証に手首を差し出す
刻まれた印に 満足することはなくても

ただ注ぎ続けた 脳からはついに
叫び声が 溢れ出す
手の平は ただそれを掻き乱すだけ

唇は醜く腫れて 必要なものが
擦り抜けてゆく 突風のように

踏み留まっているのだと 涙を流すだけで
舌は拒絶しか知らずに
私の眼球はそこで溺れる

また駄目だったと 諦めて
虚構は地を這って嘆く

何度も 何度も
すげかえられた首は
次第に精巧になっていくというのに
この脚は変わらず 無口で孤独
腕は連動を忘れて 探すことをしなくなった


また 通り過ぎる視界は ただ美しいだけで
私は耐え切れずに 白い頬を血塗る

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 逃避行
公開日 2008/12/18
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント これが私の現実。
逃避行。ランデブー。
でもこれが現実。(イメージですが。)
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