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御伽の話
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作詞 †黒薔薇† |
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小さい頃
母が話してくれた
懐かしき噺
あの頃はずっと
お姫様になりたいと
願ってばかりだった
いつからか
そんなことは忘れ
今を生きた
記憶は蘇る
ふとした瞬間に
兎が導くように
穴の中に堕ちるように
御伽の噺
それは優雅で 美しくて
必ず最後は
幸せで終わるの
どんなに辛くても
誰にだって幸せが
待っているの
幼い頃
何度も夢に出てきた
懐かしき噺
あの頃はずっと
幸せになりたいと
祈ってばかりだった
いつまでも
それを忘れず
今を生きた
記憶は引き摺る
今も変わらずに
毒林檎をかじった
あの味のように
御伽の噺
それは醜くて 残酷で
必ず途中に
悲劇が訪れるの
硝子の靴が光り
城の鳩が羽ばたき
魔女の悪だくみ
白が黒に染まる
刹那の時…
御伽の噺
それは優雅で 美しくて
必ず最後は
幸せで終わるの
御伽の噺
それは醜くて 残酷で
必ず途中に
悲劇が訪れるの
全てを導く兎よ
私が幸せになれる
噺へと連れて行って…
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