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秒針と太陽
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作詞 藤島 慎也 |
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簡単にいいほうに 変わらないのが人生だと悟ってる
だから君はいつでも ガラス細工を手のひらで守っている
埃だらけの教室で傷付けられた 不器用で無口な少女が
料理上手で優しい頑張り屋だと 僕なら知っているから
ひとつひとつの場面を 時計の針を戻して引き寄せる
風景は変わらなくても 今は正しく僕が見つめている
出会ってからの僕らが これから先の二人に続くなら
君の嫌いな過去なんて ちゃんと無意味になるから大丈夫
止(とど)まっていた針が 光に触れて滑るように動き出す
君を感じることで 僕は自分が生きていることに気づく
その場しのぎに責められて疲れきっても 自分を追い詰めていた
ほんとに間違いなのは君以外だと 流されないで信じて
怖いものはないだとか 何が起きても守りきれるだとか
気負うことはないけれど 強く優しい未来を信じてる
当たり前に繰り返す まっすぐな肯定 柔らかな否定
寄り添う二人を見守る 時間の鼓動はいつも温かい
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