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昨日の日曜日
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作詞 ILuRu |
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ふと幸福だなって思う時?って
君に聞かれたね
家にはおじいちゃんおばあちゃん
君がいて ユイがいて 僕がいて
出戻りの姉がいて タッくんがいて
大家族だけど早期退職のおじいちゃんが建ててくれた
この家はとても快適
今朝目覚めると目の前に君がいて
熱でもあるわけないのに
僕のおでこに君のおでこ当ててて
「何してるのって?」聞くと
あんまり楽しそうに夢見てるから
あなたの夢を共有したくってって
不思議な事言ってた
そんなとこ昔から変わらず
へんてこでなんかおもしろい
午後おじいちゃんの家庭菜園行って
オバケ野菜の収穫
大きな青虫 ユイがとても怖がってて
君は平気そうな顔で触ってた
あの時は正直一番怯えていたのは僕で
君が強くて内心ホットしていた
家に戻るとユイが
デュアルソード振り回してる中
タッくんはぬいぐるみ抱えてソファーでおひるね
夕暮れ
おじいちゃんは得意な料理でキッチン占領中
君は千秋楽の裸の男達に夢中
そのころおばあちゃん メールで
パチンコで激アツ中だから遅くなるって
おばあちゃんのせいで少し遅めの夕食
ユイもタッくんも君のお腹も大きくなり
ついでにあなたのお腹も幸せ太り
おじいちゃんとおばあちゃんは
しぼんていくのねって
姉は笑ってたのは昨日の日曜日
たまには浮気しないのって君は平気な顔して言う
「もっとスキャンダラスな男になれ」と君は携帯を手渡し
あまりに馬鹿げた質問に僕は苦笑い
あっそうだ あの質問の答え
幸せな時って
「今は自由に外出できる事かな」と僕は答えた
そっと君は僕の前で外出用の車イスを広げたくれた
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