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もうすぐホームレス
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| 作詞 ILuRu |
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部屋を見渡してあるものは
ふとんとゲームと少しの雑誌だけ
たいがいコンビニの弁当で済ませ
料理すら作れる部屋じゃない
食べて寝るだけの人生
細々く生きてれば良かった道も
今じゃ 途切れる可能性だってある
何も持たず 正直寒空を生き抜く
自信なんてない
どう生きるかじゃなくて
どう命繋げるか
ホームレスってアメリカ映画の
登場人物位に思ってた
「あさってこの寮を出る」
今夜だけは静寂な夜を過ごす
先の事を考えず
食い繋ぐだけの日々
どこかで親のせいにしたって
今じゃ 結局自己責任
バーチャルワールドへ現実逃避
終われば買取300円
目の前のリアル
好きだった唄も今じゃ
ココロに染みない
自分らしい生き方じゃなく
どう生き延びるか
炊き出しに並ぶのは
ニュースの世界位に思ってた
「明日この寮を出る」
今夜くらい穏やかな時を過ごす
夢だってあった壮大な
でもゆめはユメ
今じゃ恋愛する資格だって
僕にはない
頼れる人だって案外いなかった
世間が冷たいんじゃなく
人の事しか考えなかったせい
正義のヒーローは
国じゃないって事くらい分かる
どうあるべきかを嘆くよりも
どう命守るか
来世でがんばれって
冗談言ってた友が懐かしい
「今日寮を出る」
目覚めても行き先のないまま
何をしたって金がかかる
何もしなくっても金がかかる
どん底には底があって
今は底すら見えない
生き方変える術も分からないまま
誰のせいでもなく振り返る
そして僕は笑顔で
「鍵を渡した」
カバンひとつ抱えて
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