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子猫の涙を拭う人
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作詞 パステル |
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今日は朝電車の中 から 見た景色は曇って見えた
帰りの電車の中 から 見た街並みは灰色に見えた
誰かが喜び叫んでいると 誰かが嘆き苦しんでいるよ
嬉しさの下には 辛さがあり 悲しみがなくちゃ 楽しくならない
産まれてくる筈の赤ん坊は 世界にライフル突きつけた
誰がこの世界を望むものか だけどしょうがないってのもわかってるつもり
わかってるつもり...
「悲しみは世界を濁らせて見せるから」
綺麗事を言う僕は 世間知らず
「涙は世界を歪ませて見せるから」
馬鹿な言葉を僕は吐いた
僕は君には僕の様な人には なってほしくないんだよ
誰かが喜んでると 隅っこで泣いてる誰かにそっと手を伸ばして
励ます訳でもなく 元気づける訳でもなく 一緒に泣いて あげる
そんな君が好き
そして今日も捨てられた子猫が 世界にライフル突きつけた
君はそっと子猫を抱き上げて 「可愛い顔してこんなの持ってちゃダメでしょ」と
優しく子猫の涙を拭う
そんな君が好き
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