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ひとりの夜
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作詞 七月の侍 |
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煙草の煙が夜空で星を真似てる
約束の10時はとっくに過ぎ去った
笑った顔が見たい
ただそれだけなのに
いつの間にかできた隙間が僕らを遮った
煙が目に染みたのか冷たい雫が頬を伝う
冷たい風が吹き荒れる
星一つない春の空の下
来るはずのない暖かい温もりを
ひたすら待っている一人ぼっちの夜
短針が12を指し今日が明日に変る
携帯の着信音は未だに鳴らないまま
月明りに照らされ咲き誇る夜桜も
僕一人で見たら意味など無くなってしまう
孤独が目に染みたのかうまく笑えない
街灯のスポットライトが
僕だけ照らす物音一つ立たない公園
となりにいるはずがない温もりを
ギュッと抱き締めた一人ぼっちの夜
切なさが踊り胸に響き僕は眼を覚ました
見つめ直したその先には
もう誰もいない暗闇の夜
それだけだった
冷たい風が吹き荒れる
星一つない春の空の下
来るはずのない暖かい温もりを
ひたすら待っている一人ぼっちの夜
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