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不純愛
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作詞 沙羅 |
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君を愛しているよと
囁いたのは僕の本当の気持ちで
でも何処かで「安心」している
僕は汚れたマリオネット
わかっていた君は僕が好きと
離れていくわけがないと
だから僕は「不安」ばかり与えてしまった
ぼやける携帯の画面
僕は何があったかわからなくて
そっと掛けた見慣れた番号
声は聞こえる事はなかった
取り付かれたように
僕はリダイヤルを繰り返しいてた
後悔などは何度しただろう
失った時に気付く想い
「大好きだよ」と言ってたあの頃に
戻りたいと何度思っただろう
僕の手を握っていた小さな手のひらは
いつの間にかすり抜けていった
君と出逢ったこの場所に
いつの間にか足が動いていた
来るつもりなんてなかった
胸が苦しくなるだけだと
わかっていた
だけど君が居るんじゃないかと
淡い期待をしていた
あぁ・・・もう君は居ない
現実を受け止めた瞬間
雨が頬を伝い流れていた
とめどなく流れた雫は
行く宛てもなく地面へと溶けていった
後悔などは何度しただろ
あの時抱きしめていれば
こんな結末を迎えずに済んだだろう
幸せなあの頃に戻りたい
君の笑顔が咲いたあの頃へ
僕はまだ君を愛してる
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