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腐敗情報の幻想社会
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作詞 ぬんた |
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ああ、いったいいつからだろう
未来を信じることができなくなってしまった
二重螺旋の檻の中 渦巻く虚数時間
核爆発起こした様にあふれだすゴミ情報
飲み込まれてしまえば
右も左もわからない
新聞・雑誌の記事を読み上げるだけのTVショー
どの局も同じ内容で
捏造と定形文の羅列ばかり
不祥事が起こると幹部が4〜5人頭を下げる
いったいなんの儀式だい?
神官気取りのコーディネーター
弁護士は歪んだ理屈を捏ねくって
真実を覆い隠し
自分の評価を上げる事に必死だ
被害者の顔写真(プロフィール)なら毛穴まで曝け出し
加害者の手錠にモザイク
死人に人権などあるわけない
小娘のスキャンダルに大人が群がり囲い込む
成功者におもねりながら
失脚のネタをさがしてる
そんな奴等が勝手な正義を振りかざして
ジャーナリズムとふんぞり返る
お前らには反吐が出る
ああ、いったいいつからだろう
未来を信じることができなくなってしまった
二重螺旋の檻の中 渦巻く虚数時間
猫も杓子もエコロジー 本気で言うなら生産するな
本音とたてまえごちゃまぜで
自分でわけがわからない
排出権を金で買われた途上国は
いつまでたっても発展途上
国土を食いつぶして痩せてゆく
募金を集めるために10倍の経費を使う
結局企業のCM
ほら走ってる 泣いている
誰かがむりやり仕立て上げ画策するブームに
誰もがさめた目をして
我先にとのりたがる
ひとりでいるのが怖い?なのに他人が怖い?
傷つけられるのが怖い?
だけど自分を殺す
自分を形成するのが情報の蓄積であるなら
俺の身体はゴミの集まり
腐りはて朽ちてゆく
ああ、いったいいつからだろう
未来を信じることができなくなってしまった
二重螺旋の檻の中 渦巻く虚数時間
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