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ひとつなぎ
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作詞 浅 |
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海を離れた水は 雲を目指しゆく
人と人は離れどこへ向かうだろう
瞼をかすめる 光の眩しさに
今日にはない明日を感じられるけれど
時に記憶を深くたどり過ぎ
忘れたはずの日々の声がする
陽だまりの家に帰ってゆく頃
縁遠い人さえ愛しくなる
届かない返事を 空に響かせても
会いたい人が近づくわけもないのに
言葉を手探りで 掴んでは離して
いつか誰かのためにと旅をさせる
人と人の繋がりは途切れない
そう信じているから
雲を離れた水は また海に戻る
ただ居場所が欲しいだけの日があっても
もっと話がしたい もっと傍にいたい
約束を持ちたい人がたくさんいる
いつも憧れることに感けて
自分を忘れてしまわないように
どんなときも日差しに照らされて
幸せの中にいるということ
伝えたい時ほど 笑いたい時ほど
どうして口をつぐみ涙を流す
傷つけられること 傷つけてしまうこと
呼んでもいないのに待っているけれど
人と人の繋がりは屈しない
恐れることなどない
どんな朝が来ても 想えばいつだって
時間を超えてまた手を繋げるから
自分を好きになり 人を好きになってゆく
それが生きることなのかもしれない
人と人の繋がりは果てしない
守るべきものだから
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