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罪の国
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作詞 蜜玉 |
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現実と夢との境目が曖昧で
わたしはある日ふらふらと
猫について行きました
許せない誰かの首を絞めて
ニタリと笑うわたしには
行く宛てはないのだと知りました
妖精たちのダンスでは
切り裂く剣はいらないけれど
わたしの背中に取り憑いた
ジャバーウォックはどうすればいいの?
埃に埋もれた記憶では
わたしのことは思い出せない
さぁ、追っておいで
暗い森の深くまで
いつからかわたしは甘い眠りの虜
免罪符を欲して神に祈る人々を横目に
今罪悪を抱いて甘美の夢を見る
わたしはまだ神の子供
鏡に映す姿 ヒビ入る鏡表
邪な竜の囁きが木霊する
「まだ覚めないで」
あなたはどこにいる?
黒い影に怯えて震える
早くわたしの手を取って
赤い道を導いて
愛だけでは目覚めない
キスなど必要としない
わたしのために飛び込んで
追いかけてきて!今すぐ
夢の中から目覚める前に
もう一度わたしを許してほしい
汚いものに覆われた心
あなたには見せたくない
見せたくない 知らないで
知らないで・・・
トランプの言葉は信じない
駒は倒れておしまいに
赤と黒の世界をぐるぐる巡り
わたしはやっと辿り着いた
ジャバーウォックは押し黙り・・・
愛だけでは目覚めない
キスなど必要としない
わたしのために飛び込んで
追いかけてきて!今すぐ
夢の中から目覚める前に
もう一度わたしを許してほしい
汚いものに覆われた心
あなたには見せたくはない
さぁ、わたしの手をとって
今花束よりもいいものあげるから
垣間見えた罪の正体
絞めた細い首
愛なんて必要としない
誓いなんて無意味でしょう?
現実と夢の狭間
漂うわたしは幸せよ!
さぁ、一緒に迷いましょう
大丈夫赤い道は一本道
今度はわたしが手を取って
導いてあげるから
夢の中から目覚める前に
もう一度わたしを許してほしい
汚いものに覆われた心
あなたには見せたくない
見せたくない 知らないで
知らないで・・・
「まだ、罪を抱えた夢を見ていたい」
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