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運命選択論
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作詞 ナナシロ |
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宵闇寂しくて ふと電話する
近頃は雲夜が 小走りに来て
二人の寂寞を 受話器に寄せ合う
「二人の鼓動が共鳴する 繋がる錯覚は“信じればこそのもの” そうだと思う」
0時を回る頃 キミは言ったよね
運命なんてそんなもの
神様が微笑んだり
意地悪したりじゃなくて
自分の意思がすべてで
運命なんてそんなもの
神様が微笑んだり
意地悪したりじゃなくて
自分の心に魂に
ノックすればいいんだろう
わずかに肌寒い 夜更け続く
身上話から 宇宙論まで
二人の心血を 受話器に充て合う
「例えば愛し合う二人の未来 見えなくなるのは“選び間違っただけ” それだけなの」
そう言ってキミは口を噤んだよね
運命なんてそんなもの
神様が微笑んだり
意地悪したりじゃなくて
選択して決まるもの
未来なんてそんなもの
神様が決めるんじゃない
AかBかを選んで
自分の心の扉を
ノックしていくんだろう
開いて進むんだろう
きっと明日も明後日も
それが間違っていても
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